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【新潟注目】上所駅7分の新築街で発見!教会のような八角形アトリウム×26畳BBQテラスの邸宅 #一戸建て# #上所駅# #ルームツアー# #モデルハウス# #新潟# #アウトドアリビング# #インテリア# #不動産# #駅チカ#
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6月会える日🫶 6/14Greif撮影会 郵送チェキもゲットしてね📸今月もとっても可愛い衣装着るよ👙 6/20オフ会❣️ アフター会では初の浴衣着ちゃいます👘❤️❤️ チケット:FC会員4000円/一般6000円 場所: 神奈川県横浜市港南区 上大岡駅 徒歩3分 施設(詳細はチケットページから確認してね!)
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㊗️コアラ史上最安値でマットレスをGET㊗️ 7月12日(土)にコアラ青山ショールームが外苑前にオープン! オープン初日にパジャマ着用でご来店・エントリーされた方、先着100名様に「コアラマットレス KORE」全サイズをコアラ史上最安値で販売します!(シングル8,990円〜) このチャンス、逃すと後悔するかも!? 📍公式HPはこちら: ※インスタはプロフィールのリンクから ✒️受付:2025年7月12日朝10時~ 🏠場所:コアラ青山ショールーム(東京都港区北青山3丁目2-4 日新青山ビル1F) 🚃アクセス:外苑前駅徒歩3分、表参道駅徒歩7分 ⚠️条件:パジャマ着用で来店すること。パジャマ姿を演出する小物の持参を歓迎します。 ※ 特別価格での購入はお一人様1台となります。 ※ 並び列に後から合流することはできません。 ※ オープン前から混雑が予想されるため、熱中症対策を十分にしてご来店ください。 ※ サイズの在庫次第で品切れとなる可能性があります。ご了承ください。 #コアラマットレス# #この寝心地は事件だ# #コアラ婚# #マットレス# #睡眠# #快眠# #至福の寝心地# #ベッド# #ソファーベッド ##世界環境デー# #スリパ# #スリープパフォーマンス #オープン# #最安値#
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【九龍の玉漿千秋楽】 3月23日(日) #クロギョク# 【劇場】 六行会ホール 〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目32−3 マチネ 受付開始 11時 開場 11時半 開演 12時 ソワレ(配信回) 受付開始 15時 開場 15時半 開演 16時 上演時間2時間5分 マチネは当日券ございます ※定刻にて開演致します。 ※最寄駅は京急線新馬場駅です。 普通電車のみ停車致します。 ENG第22回公演 「九龍の玉漿」 作・演出 福地慎太郎 プロデューサー 佐藤修幸 【特設サイト】 【日時】 2025年3月19日〜23日 【劇場】 六行会ホール 【タイムテーブル】 3月 23日(日) 12時 16時★ 全8回公演 上演時間 約2時間5分 受付開始は開演1時間前 開場は30分前です。 星は配信回です。 ★定点配信 【前売】 【当日精算】 【席種】 ◆S席 全席完売 ◆A席 全席完売 ◆B席 6,000円(税込) J列以降 ※座席選択可能です。 ※ご希望であれば応援するキャストをお選びになれます。 ※ご購入後のキャンセル、座席位置等の変更のご要望はお受けできません。予めご了承頂いたお客様のみご購入ください。 【配信チケット】 販売期間、アーカイブ期間:3月8日22時〜4月6日(日)21時まで ①3月21日(金)19時回 5,000円(税込) ☆4カメ配信 ②千秋楽3月23日(日)16時回 3,500円(税込) ★1カメ定点生配信 【配信ご予約】 【応援グッズ】 『九龍の玉漿』の応援チケットは この物語における九龍城の地図! 【九龍城の歩き方】 4,000円(税込) お求めいただきますと応援キャストに備考欄から応援メッセージをお送り出来ます。 応援メッセージは届き次第随時、ご本人様もしくは所属事務所様にお送り致します。 【お客様へのお届け内容】 ①九龍城マップ(ご希望のキャストの直筆サイン、メッセージ入り) ②九龍の玉漿オリジナルデザインチケット ③九龍の玉漿集合写真 ④九龍の玉漿フライヤー ⑤キャラクター全員分シール 【応援ご予約】 ※備考欄にご記載の際は ハンドルネーム【◯◯】のご記載をお願い致します。 複数の場合は繰り返し 【◯◯様】メッセージ 複数のキャストのお名前にそれぞれ【】をつけてくださいますようお願い致します。 ※応援キャストに料金の一部が還元されます。 ※チケットは観劇用のチケットではございません。 ※九龍城の地図は、物語上の九龍城の地図となります。実際の地図ではございません。 ※お客様のお名前とサインはキャストの直筆ですが、メッセージは印刷された同じものとなります。 【あらすじ】 解体の反対運動で混沌を増す九龍城で起こる連続通り魔事件。 捜査は一向に進展せず、犯人像すらまとまらない。 不安を募らせた住民達は噂する。 「犯人は蒸気の中にいるんだって」 噂と蒸気が煙るこの街を 記号と線で表す為にやって来た地図職人山野広志(やまのひろし)は 曖昧を愛する女性、盧文陽 (ルー・ウェンヤン)と出逢い、深みへと導かれていく。 『この曖昧な世界の全て、完全に割り切って地図にしてみせる』 『・・・あなたの「その曖昧さ」、全面的に愛してる。』 【出演者&役名】(敬称略) 山沖勇輝  山野広志(やまのひろし) 舞川みやこ 盧文陽 (ルー・ウェンヤン)  浮谷泰史  松尾亘(まつおわたる) 木村優良  林飛(レン・フェイ) 橋本全一  杨劉帆(ヤン・リュウホ) 持田千妃来 閔玫依(ミン・メイジー) 佐藤弘樹  高傑翔(ガオ・ジエシャン) 栗田学武  盧淑慈(ルー・シュクジ) 椎名亜音  盧可盈(ルー・クイン) 松木わかは 盧可盈(ルー・クイン)青年期 中村龍介  林立(レン・リー) 新井雄也  林立(レン・リー)青年期 シミズアスナ mimi(ミミー) 矢島美音  Tina(ティナ) 水崎綾   潘 月梅(パン・ユーメイ) 高岡裕貴  黃 澄(ホアン・チャン) 高田淳   ラウ 中野裕理  フーグー 石部雄一  王 偉倫(ワン・エイリン) 梅田悠   Liz(リズ) 【Waters】 晨火 上島純也 佐竹正充 小林諒大 【FCご入会】 【お問合わせ】 dear.eng.info@gmail.com 【企画・製作】 株式会社ENG-AGE
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【九龍の玉漿3日目】 3月21日(金) #クロギョク# 【劇場】 六行会ホール 〒140-0001 東京都品川区北品川2丁目32−3 マチネ 受付開始 13時 開場 13時半 開演 14時 ソワレ(配信回) 受付開始 18時 開場 18時半 開演 19時 上演時間2時間5分 当日券ございます ※定刻にて開演致します。 ※最寄駅は京急線新馬場駅です。 普通電車のみ停車致します。 ENG第22回公演 「九龍の玉漿」 作・演出 福地慎太郎 プロデューサー 佐藤修幸 【特設サイト】 【日時】 2025年3月19日〜23日 【劇場】 六行会ホール 【タイムテーブル】 3月 20日(木) 19時 21日(金) 14時 19時☆ 22日(土) 13時 18時 23日(日) 12時 16時★ 全8回公演 上演時間 約2時間5分 受付開始は開演1時間前 (初日のみ1時間半前に受付開始します) 開場は30分前です。 星は配信回です。 ☆4カメスイッチング配信 ★定点配信 【前売】 【当日精算】 【席種】 ◆S席 全席完売 ◆A席 全席完売 ◆B席 6,000円(税込) J列以降 ※座席選択可能です。 ※ご希望であれば応援するキャストをお選びになれます。 ※ご購入後のキャンセル、座席位置等の変更のご要望はお受けできません。予めご了承頂いたお客様のみご購入ください。 【配信チケット】 販売期間、アーカイブ期間:3月8日22時〜4月6日(日)21時まで ①3月21日(金)19時回 5,000円(税込) ☆4カメ生配信 ②千秋楽3月23日(日)16時回 3,500円(税込) ★1カメ定点生配信 【配信ご予約】 【応援グッズ】 『九龍の玉漿』の応援チケットは この物語における九龍城の地図! 【九龍城の歩き方】 4,000円(税込) お求めいただきますと応援キャストに備考欄から応援メッセージをお送り出来ます。 応援メッセージは届き次第随時、ご本人様もしくは所属事務所様にお送り致します。 【お客様へのお届け内容】 ①九龍城マップ(ご希望のキャストの直筆サイン、メッセージ入り) ②九龍の玉漿オリジナルデザインチケット ③九龍の玉漿集合写真 ④九龍の玉漿フライヤー ⑤キャラクター全員分シール 【応援ご予約】 ※備考欄にご記載の際は ハンドルネーム【◯◯】のご記載をお願い致します。 複数の場合は繰り返し 【◯◯様】メッセージ 複数のキャストのお名前にそれぞれ【】をつけてくださいますようお願い致します。 ※応援キャストに料金の一部が還元されます。 ※チケットは観劇用のチケットではございません。 ※九龍城の地図は、物語上の九龍城の地図となります。実際の地図ではございません。 ※お客様のお名前とサインはキャストの直筆ですが、メッセージは印刷された同じものとなります。 【あらすじ】 解体の反対運動で混沌を増す九龍城で起こる連続通り魔事件。 捜査は一向に進展せず、犯人像すらまとまらない。 不安を募らせた住民達は噂する。 「犯人は蒸気の中にいるんだって」 噂と蒸気が煙るこの街を 記号と線で表す為にやって来た地図職人山野広志(やまのひろし)は 曖昧を愛する女性、盧文陽 (ルー・ウェンヤン)と出逢い、深みへと導かれていく。 『この曖昧な世界の全て、完全に割り切って地図にしてみせる』 『・・・あなたの「その曖昧さ」、全面的に愛してる。』 【出演者&役名】(敬称略) 山沖勇輝  山野広志(やまのひろし) 舞川みやこ 盧文陽 (ルー・ウェンヤン)  浮谷泰史  松尾亘(まつおわたる) 木村優良  林飛(レン・フェイ) 橋本全一  杨劉帆(ヤン・リュウホ) 持田千妃来 閔玫依(ミン・メイジー) 佐藤弘樹  高傑翔(ガオ・ジエシャン) 栗田学武  盧淑慈(ルー・シュクジ) 椎名亜音  盧可盈(ルー・クイン) 松木わかは 盧可盈(ルー・クイン)青年期 中村龍介  林立(レン・リー) 新井雄也  林立(レン・リー)青年期 シミズアスナ mimi(ミミー) 矢島美音  Tina(ティナ) 水崎綾   潘 月梅(パン・ユーメイ) 高岡裕貴  黃 澄(ホアン・チャン) 高田淳   ラウ 中野裕理  フーグー 石部雄一  王 偉倫(ワン・エイリン) 梅田悠   Liz(リズ) 【Waters】 晨火 上島純也 佐竹正充 小林諒大 【FCご入会】 【お問合わせ】 dear.eng.info@gmail.com 【企画・製作】 株式会社ENG-AGE
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1話目〜7話まで。 改稿済み再投稿。 ジャーニーwithゴースト  和田村陽乃、わたしは幽霊なんです。  渡部櫛木、クッシーは大切な憑き人というか、ぬか床の器というか、まあそんな僕の大事なアレなんです。  いま田舎の温泉にきています。  広くてゴツくて猿がでそうな岩風呂のある露天の前です。  でもこのお風呂、熱そうなんですよね。  僕入れません。  さて今カメラで写真撮るとこなんですけど。  風呂場に人がいて撮れないんですよね。  と、噂をすれば早速。  クッシーが現場(風呂場)から出てきました。  カメラは任せたって後ろ手にサムズアップしてます。  どうやら一般客はいなくなったようです。じゃ幽霊らしく上空のあり得ない箇所から撮ってきます。  はい。旅館の程よい高さからの上空写真です。  これドローンでも使わなきゃ無理なこれ、今結構人気ありまして、今複数の個人さんや旅館さんからオファーきてるんですよね。今回は遠間からの絶景な露天風呂ショット。  さてさて今回の稼ぎはあと数日の延泊料金無料です。  お金もすこーし入ります。  なんたって謎な仕事なんで信用もへったくれもありません。いきなりおたくの旅館の上空写真を美しく撮ってあげるから泊めてくれとか、正気じゃないと思う。  交渉役はクッシーでした。夜中の11時くらいだったと思います。フクロウがいそうな鬱蒼とした木々の中に立つ旅館。  そこのフロントで不審者相手に目を泳がせる仲居さん。呼ばれて飛び出て少し冷ややかなお顔のおかみさん。クッシー自分が(嘘だけど)撮った少し不思議な写真集を見せてコウコウ言うものを撮りますよ、絶対客寄せになりますよと必死に説得するもなんかやっぱり不審者で。  だって会話下手だし、見た目仕事してないし。  クッシー自体カメラ下手だし、でも食い扶持なくなるんで必死でした。  でも結果は合格です。年齢的に親の事情とかありそうで同情されたかもしれません。良い時代です。  あっでも撮るのは全部僕ですよ。  幽霊ひまなし。  あ、またクッシー休憩所で寝てる。  子供かよ。  僕ちょっとお説教してきますね。じゃあまた。 ──── ──────── 季節は夏。6月半ばくらいだ。しかし異常気象という時世柄か、今日も昨日も急にそんな暑くない。涼しいくらいだ。  俺、クッシー(いつのまにかついたあだ名)は和室の広縁に行って窓を開けた。 「あー涼しい。煙草吸いてー」  18の身空で馬鹿な事を呟いて、あたまに何か飛んできた。 「それは僕にも迷惑なんでやめて」  拾いあげる。笹団子がキラキラ光ってるキーホルダーだった。昨日の夜、土産屋さんでせがまれて買った謎なやつだ。  返事の前に伸びをして振り返るとそこには、 「どうしたの? じっと見つめて?」  いない。でもいる。薄らと少女の形をしている。モヤのような彼女。モヤなのに見える、人の輪郭、色調。 「いや、なんか病気、早く治りたいなってさ」 「え。病気?」  突っ込まずにとさりと座卓前の座布団に腰掛ける。冷めたお茶を手に、 「なんかさ、幽霊って他にどんなやついるのかな? いまさらのように」  俺を見返してくるモヤ。 「え、え?」  和田村陽乃(モヤ)が動揺している。モヤだが、唇、目、鼻が、ちゃんと動き、性別がわかる。でもなんか薄い。あちこち薄い。コントラストが低い。 「えーとね、最近だといまいるとこにお爺さんが1人いるよ。一階の廊下でいつもウロウロして、なんか探してるふう。それがなに?」 ないタバコを吸うふりをしてフーッと大袈裟に息を吐く。 「いや、聞きたくなかったわ」  俺が目頭を摘むと、すかさずモヤが横に来て頬を割り箸でツンツンしてきた。浮く割り箸。明るい日がさす部屋に似つかわしくない光景。  俺は特に意味もなくバタンと倒れた。いぐさの香りに鼻腔が包まれた。  いきなりモヤが喋る。モヤじゃない。陽乃だ。 「あのさ、ゆっくりするのはいいよ。私もそうしてるし。でもさクッシーは今日何したよ。風呂場の人の出入り確認しただけじゃん。ずっと夕方まで寝ててスマホいじって、風呂行って極楽で。出てきて合図しただけじゃん」  そうだ。湯上がりしたばかりで、部屋が少し暑い。クーラーだリモコンだ。 「ポチッと」 「まあさ依頼一件で、いい依頼だとただで長期で泊めてくれたりするからね。うん、あそうだね。依頼メールとか宿の人とのやり取りはしてたね」  真面目な顔で、考える人になった陽乃は、カメラマン歴は新米だ。  カメラマンというか子供の使いというか。 「説教まだおわんねー?」 「もうちょっと言わせて」 俺はため息を象みたく吐きながら、目を瞑った。  まだ全てが手探り状態で俺たちの旅は続いている。  陽乃が突然現れたあの日。  あれからどれくらいか。  俺たちは今、旅をしている。 そこに座すは誰と心得るか!  他ならぬ、神の御前であるぞ!  ひかえおろう! ひかえおろう!  乳白色の世界に浮かぶ、昔よくみた子供達の世界。  これは確か学芸会かなんかでやった演劇だ。  点々としかいない観客席に向けて、舞台上で熱心に演ずる小さな役者達。  そこには当然悪意がない。  真剣に演技と向き合う子供達と微笑ましくみつめる大人達だけ。  確かにここにはそれが無い。  でも俺はいつも違う世界が。 「あ、寝てた」  目が覚めてすぐ、辺りが仄かにオレンジ色の光に包まれていた。  朝焼けだ。朝一番乗りだ。  起き上がる。  畳一畳挟んで陽乃が寝ていた。  ぼうっとしたままぐるりと視線を一周する。  額縁の飾られた和室の壁。襖が開けっぱなしになった出入り口付近にはスナック菓子の空袋が捨て置かれている。10畳程の居間の縁側はバッグやらコンビニ袋やら買い溜めした飲食物が雑に積まれている。  向かい合わせに二つ木造りのチェアの向こうは掃き出し窓が海を見せている。 海の反対側、入り口は林。  宿は小さな山の中腹に位置する。  夕焼けのような朝の日差しが部屋中を暖かく染め上げる。  窓を開けてもいいけど、外側に何匹か虫が張り付いていた。  こんな時間に、入り込んだ虫で陽乃に悲鳴を上げられても困るので、とりあえず俺は窓を開ける代わりにカーテンを閉めた。  再びカムバックした薄暗闇のなか、携帯を取り出してメールを開く。  依頼があった。  今受けている小さな雑誌は緩い感じで、基本的に何を書いてもどの写真を使ってもOKが出る。  だからとりあえずなんでもいいから何かを書く。  あとは陽乃が起きてきたら改稿は彼女に任せればいい。  死んでるけど、そういうのは得意だ。 「ん、ねむい。暗い。僕の、僕のまくらあ?」  寝返りを打ちながら移動する陽乃。 「あ、陽乃起きたん。あと1時間くらい」  何が?という顔をしていた。 「朝食。部屋食は夕飯だけこの宿。オーケー?」  目を擦りながら、頷く陽乃。  そして再びまた布団に潜る。  特にリアクションも思い付かず、俺はまたメールに取り掛かる。  メールは寄稿文の下書きだった。  毎回いい意味で目立ちそうな題と現地紹介を書いて後で纏めてPDFにして送るのだ。  勿論だけど俺に才能はない。  だから陽乃に手伝ってもらって一緒にやる。仕上げは彼女だ。  カメラマンの仕事もやってる陽乃だけど、文章といえば女子だ。  しかし給料は全て俺に振り込まれる。   だからせめて叩き台を考えるのが俺の役目だ。  叩き台、業務連絡系、依頼探し、料金交渉。全部ちゃんと納得がいくまでする。  いま俺は18。18なら高校か大学に居るのが普通だ。  俺はまだ高校を卒業していない。  留学して以降ずっと欠席扱いになっている。  『よくノコノコやって来れるよな。おまえのせいで○○さんは死んだんだ。消えろよ』 『ああそうだ。みんなお前のせいだ。消えろ消えろよ。お前最低だよ』 『消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ』  ぼやけた世界に昔の──。 「っやべ」  間違えて雑念をそのまま文字にしていた。慌てて訂正する。まあメールはあくまで何かあった際の自動下書き保存機能目当てに使ってるだけで、誰かに送るわけじゃないけど。  俺は気分を払拭するように布団から立ち上がる。折角の朝焼けが無惨にもカーテンで隠れた部屋の中、ヨタヨタ歩く。適当なバスタオルを掴んだ。  そのまま部屋を出る。出る直前にメールで、風呂、と陽乃に送信しておいたから問題なしだ。 夜、温泉のある階から部屋に戻る道を間違えた時に、昔の童謡みたいな歌が聞こえてきた。  多分陽乃が暇つぶしに歌っているのだろう。  あいつの夜は長い。  幽霊らしいというか、まあまあの夜行性で、昔の童歌や聴いたこともない歌を真夜中にヒソヒソと口ずさんでいる事がある。 「は、兎も角として……」  ここにいつまでいるか。  それが肝心だ。  俺たちに目的地はない。あるにはあるが、言葉にし難い。  いろんな場所に行きいろんな空気を吸い、まあなんか時間稼ぎ的な。  そんなふうに考えている。 「早く治ってほしいもんだな、あ、よう陽乃」 「行きは良い良い帰りはクッシーにバッタリうわあ」  驚くようなジェスチャーでわざとらしく、廊下の向こうから現れた陽乃。  その表情はなんとも言えない。  いや無表情なんだけどオーバーアクションみたいな。 「寝れないの?」  俺がたずねると陽乃が首を傾げる。 「いやクッシーが朝方にお風呂行ってからずっと寝てた。その間まさかのずっと入ってたやつ?」 「ねーよあのな陽乃。お前朝食うと思ってたから待ってたんだよ。こないからさ、食堂でこっそり幾つか包んで持ってきたんだけど、ついに夜になるじゃん。刺身だし悪くなるから処理しといた」  ガーンと効果音を奏でる陽乃。 「捨てたんすか? さすがにそれはない」 「捨てるか。強いて言えばそろそろトイレに捨てる。陽乃が食うと異次元に行くからな。どっちが経済的かは謎だな」  シュッと。  右手に持っていたコーン付きアイスに陽乃の手が音速を奏でる。 「あ」  言う必要もないくらい素早くアイスをひったくった陽乃は、幽霊の筈なのに口にアイスをあてがい程なくコーンの屑だけがパラパラと床に舞った。  多分朝から食ってなかったのだ。余程お腹空いてたらしい。 「甘いな」 「色んな意味でな」  平和である。 「言わなければいけない事があったんだった。夜中にまたわざわざ外へ出ていたのもそれが理由だよ」  食べ終わり余韻に浸っていた陽乃だが俺にそう言われてすぐに真面目な顔になった。 「陽乃。一応依頼もひと段落したし、とりあえず朝一出る」 「え? 滞在期間今日まで?」 「んだし、なんかそろそろ迷惑をかける時期かなって」 「早くない? 僕まだ何もおびき寄せてないよ?」  陽乃にはある特徴がある。  長い時間を同じ場所で過ごすと、段々と旅感覚が薄れてきてか、陽乃の意思とは無関係に周りにやってくるのだ。  色んな霊を招き寄せる。その中には怖い奴もいるだろう。問題だった。  ある時、10日近く長期滞在をした日、二人はそれに気付いた。 「早いけど、用もなくいつまでも居ても不審に思われるし」 「まあ確かに」  部屋の前まで歩きがてら、フロントに寄って自販機でコーヒーを買った。  今寝てしまうと明日のチェックアウト時間に間に合わない。 「それに、やっぱりな」  この宿も手遅れになったら知らん顔はできない。  言わなきゃバレないが、陽乃の正確だ。何かの手段で伝えようとする。  まあ身を引くだけでいいのだ。  もう二度と泊まれなくなる宿を増やしたくないのだ。 「夜にまたこえーのが騒ぎ出してずっと怨嗟の声が響き渡るのはほんと迷惑だし」 「私が悪いのか。しかしまぁ納得感が。うーむ」  ポルターガイストが起きて、宿がホラー屋敷と化したが最後、そこは宿をやるより新手のアトラクションをやる方が理に叶う場にしかならない。  そこまで行った試しはないけど。 「でも」 「でも、だよな。確かに」 「まだ朝ご飯を食べてないよ」 「今朝ぐらい抜いてこうって。次の宿決まるまで仕事探す」 「わかった…」  無料滞在があったから勿体無くて無理矢理長く居たけど、ここでは確かに今までのような事は起きてない。  様子を見てみてもいいのかもしれない。陽乃は陽乃、集まってくるやつはまた違う奴らなのだ。  陽乃だからというより、未成仏霊だからそれがそういうものを招き寄せているのかもしれない。  部屋に入ってから始終陽乃は無言だった。話しかけてないけど。  怒っているのかもしれない。 「おやすみ。ってかまあお互い寝れないのだけど」  しかしまあ、久しぶりに返事がなかった。  外を見ると寝姿勢からでも水平線が見えた。太陽はなく、暗闇に僅かばかりの向こうの島の明かりが瞬いている。遠い田舎の山と海に囲まれた知らない世界。  社会のレールから外れて久しい生活は毎日が不安だらけで世界は自分達とは違う理で動いている気がした。  何もないところで線香の匂いが漂ってくる事がある。  それを世の中では幻臭と定義するけど、火のない所に煙は立たない。  つまりそこには何かがある。  49日が終わり、がらんとした賃貸マンション。  親戚の家に引っ越しがきまり、自分の家財道具だけは運び終わった。  その部屋は契約が切れていた。しかし大家さんに無茶を言ってみたところ、まだ新しく入居者が決まる前までなら時間をみて居てもいいという。  それでしばらく床に寝ていたら、煙の臭いがして目が覚めた。つまりそれだ。  仮に線香の匂いが気のせいでもそうでなくても、ここには確かに何かいる。そんな気がした。 ──だからなんだというのか。  家族がなくなった。最後の家族だった。  亡くなったのは妹で、先に両親が病死で他界していた。  妹の死因も病死だ。最近テレビでよく名前をみるようになった病だが名前がでてこない。とにかく持病があった。しかしまだまだ生きられる筈だった。弱っている身体に最近流行りの感染性ウイルスに侵された。あっという間だ。  何もなくなってしまったような部屋の空気。  沸いてきた感情は悲しみよりも焦燥感だ。  これからどうするべきか。  一旦は親戚に預けられるとしても、18になれば追い出されるだろう。  それから引っ越しまでの期間を使って幾度となくその場所(元住居)に足を運んだ。  まあ最後の方は家族皆病院だったから幽霊が存在したとしてここにいるはずもないかもしれないが。  帰ろうとした矢先だ。  契約前の賃貸マンションの一室にチャイムが鳴った。  工事業者かもしれない。消防の点検、ガスの点検。  色々考えながら、応対する為に玄関ドアを開けた。 「あ、やあです」  にこやかな笑み。青春してそうな涼しい色のショートヘア。今風の派手な七分袖に膝までのデニム。 「誰すか?」 「え?」  戸惑っていたのは俺だけじゃなかった。 「え? 僕の事しらないんです? まいりました。クラスメイトですよ?」 「あ、いや見覚えが、で、何?」 「いや、ですね。お悔やみ申し上げますです。あ、これは学校でも言いましたよね僕」 「えーと、で。つまり貴方は何用で?」  名前を聞こうかとも思わなかった。突然の珍入者。早く帰ってもらうに限る。 「かいつまんで話すと引っ越すんですよね? ちょっと遊びに来ませんか? 実はね貴方の事好きなクラスメイトの子がいて」  バタンと相手の子の指だけ挟まないよう気をつけて閉めた。  しかし不覚にも、挟んでしまった。 「いったあああ! 痛い痛い」  慌ててまた開ける。 「なんて冗談はさておき、あっ、ちょ」  また閉める。今度はすんでのところで止めた。  閉められないように指だけ犠牲にしてきやがったのだ。 「はあはあ」 「いや、ほんと何の用だよ。こちらそんな気分じゃないんだよ。帰れよ」 「まあまあ」  言いながら今度は足を挟んでくる。  意地でも帰らない気だった。 「そのね、貴方を好きな子がね。貴方に遠くに行って欲しくないみたいなんです。だからねウチ今ちょっと丁度運良く部屋空いてるから。そこに遊びきませんか? ついでにみんなで作戦会議ってやつ。引っ越すのやなんだよね?」 「意味がわからねーよ!」 強引に足をどかそうとするが退かせない。ドア枠に引っ掛けた指はなんか知らんがツルツル滑る。 「泊まってっていいから! ほんとこんな据え膳食わねーとか○✖︎🔲◾︎かよ! 来いよ! おら、ね?」 「いや、ねって言われても……もう転居決まってるし」  少女はガン飛ばしていたかと思えば次の瞬間には冷静になってふーんと鼻を鳴らし、 「考えてみて下さい」  顔を近づけながら目を覗き込まれて、慌てた。少し後退する。 「他人ですよ。所詮。親戚さんだか施設さんだか知りませんが、貴方はそこになんか楽しい未来を感じますか? 僕はね、ほら。僕は貴方のことよく知ってるし。いや僕というか親友がよく知ってるんだけどね。こっちはいいですよ? だって少なくとも貴方を疎ましく思ってないし、皆大歓迎なんですよ? ね、今から貴方の新住居は僕の家です! はい決まり!」 「いや、意味わかんねーし。途中いきなり飛んだし、ていうかあんたは他人じゃないのかよ。いや、いやあの」  突然現れた一人称が変な少女は聞く耳持たずに決まり決まりとはしゃいでいた。  家族が消えて、秋がきて、厳しい冬が始まる前のちょっとシュールな非現実への招待──誘拐だ。  俺は悩んでたけど頭がどうかしてたのかもしれない。結局親戚には断って友達の家に世話になると頭おかしい事を言った。  そうしたらば、戸籍上の関係で一旦は帰れと言われ帰った。その後で俺の旧姓の永原は親戚の家の渡部になってその少女、和田村陽乃の家でお世話になる事になった。  和田村陽乃とはそれ以来の幽霊付き合いである。  和田村陽乃、別名憑き物少女。 「親友とはいつ会えるわけだ?」  家とやらに行き着いたのは日が暮れるギリギリ前くらい。橙に染まる少し古い民家。野放図に荒れた庭。蔦が生えた外壁。室外機すら見当たらない庭を見るに空き家だ。 「ごめん。アレは嘘なの。ほんとは」  かくかくしかじかを並べてみると、要するにこうだ。  和田村陽乃はこの家に住んでいた家主の娘だ。しかし一昨年の冬ベランダの柵にもたれていたら柵が抜け落ち、庭先に頭から突っ込んで死亡。  以降の記憶は白濁している。 「えーと……つまり」 「はい! とりあえずしばらくこっちいていいから! なんもないよ、空き家だから」 「空き家にも所有者がいるだろ……いやそうじゃなくて、それもだけど」 「それなんだけどうちのはずなのよ」 「はず? いやいやそれより、いやそれもか」 幽霊と聞いて俺の頭に即座に浮かんだのは何か、脱兎の如く逃げ出す自分か。いや違う。もはや手遅れ。そうだこれだ。 「わかったよ。とりあえず中に入るのは無しだ」  より、ヤバそうな気がした。 「いやあのさ、困りますよ。キミが住むところにしかいけないんだよ。ほら、もう手遅れだから」 因みに親戚の家には既に超特急で帰り、手続きを済ませてわりとルンルンで来たという経緯がある。俺もそこまで馬鹿じゃないからいくらこの少女が既にこの世にモニョモニョな感じで、なんとなくその類いのアレだったとして、嘘はつかないと勝手に思っていた。 「まさか野宿しろとでも……」 「いやおま、目の前にあんじゃねーかよ。」  こんな古い家が仮に住めたとして、俺が一番最初に危惧したのはアレだ。そう。 「住居不法侵入じゃないよ? いや生前住んでたわけだし」 「登記簿とかは?」 「何それ?」 「ありえねーはこいつ。おまえさ、賃借と持ち家の違いわかる?」 「家なんだから持ってるに決まってるでしょ? キミはなんだ? 私の」 「わかった。もういい。すまんが今日は野宿だ。多分」 「え? アナタニホンゴワカリマスカ? ユーニホンジン? ニンジン? サテハニンジンデスカ?」 馬鹿を無視して表側に周り表札を確認する。  非常に厳しい現実があった。 「アレ、ヒョウサツナクナッテルネ。コレハツマリ、カゼノシワザカ?」 「言ってろ。あのな、多分お前が死んだ後、多分皆引っ越したんだよ。だからあんなに人気がなくて荒れ放題なんだ。持ち家なら最低限のメンテナンスはするし、それなりに家全体ががっしりしてるから多分築年数はそんな経過してない。それで引っ越し、売り地とも書かれずに表札がない家つまり、空き家だ。つまりあんたらはここを借りてたんだよ。数は少ないけど戸建ても借りられるからな、でもお前死んだからここ事故物件になって売るに売れなくて放置、かあるいはまあ」  事故物件になったからこの少女の家族が家を放置していた可能性はなくもないけど、勝手に足を踏み入れたが最後、俺単独の住居不法侵入になる。  と言おうとして振り返ると少女が消えていた。  代わりに少女のいた場所にふわりとティッシュペーパーが一枚。  太いマジックで、理屈っぽくて嫌い、と書かれていた。 「え、俺今日どこで寝んの? ていうかもう断ってきたんすけどあの」  まあ行きたくなかったけど。いきなりホームレスも困る。  田舎のような都会のような中途半端に殺風景な住宅街の片隅で、俺は一人でこれからどうするかを考え──まあかくかくしかじかを経て、旅に出た。  あの少女、和田村陽乃は散々振り回したあげく、結局あの後戻ってきてボロ家の中に一人入り、中から別の人の家の書類を沢山みつけてきて、その登記簿の中に彼女の家族の名前はなかったらしい。  二人してどんよりしながら気付いたら最初の宿の門を叩いたのだ。無論予約はあの有名な予約サイトである。   「お! お土産屋さん発見!」  子供の様にはしゃいで走る陽乃。 「ふう……ちょっと時化てきたな」 「ね! あるよ色々! さっきみたやつも!」  土産物って最近流通がすごいのか、やたら大量に作ってやたら色んなところに似たようなのが沢山ある。  もちろん、あんまり銭はない。  駅近のスーパーみたいな土産物屋さんの前。俺はとりあえず近くのベンチに腰掛けた。  木製で丁寧に座布団まで敷いてある。 「薄いけど」 「ねえ、ちょっとなんでこないの?」 「土産さっきもみたしこの前もみたしその前もみたしその前――」 「全部少しずつ違うんだよね。そこが面白い」 はいはい、とテキトーにあしらってさっき近くで買った雲丹コロッケを食う。 「うめえ」 「よこせ」と手を出す陽乃。 色々余計なことを言いたくなくて、黙って半分千切る。 「うめえ」 ふうふうやりながら食べる陽乃を横目に駅前ロータリーの人波を眺める。  ホテルを出て二日経つ。  まだ次の宿泊先が見つかってない。  基本的にいまいるところは割と観光ニーズの高い客足の多い駅なので、もうしばらく様子見しようと思っていたのだが、野宿延泊はもうきつい。 どうしようか悩んでいた。  さっきから俺は携帯をチラチラ見ては溜め息をついていた。  何度かワードを変えて宿泊地を検索していたのだが、やっぱりめぼしいところがない。  宿のサイトすらなくてマップの評価のみだと電話――何故か電話は苦手だったりする。 「うーん」 「こ?」  コロッケを食いながら下品な陽乃。 「はいはい」 「それなんかウザい」 「はいはい」 「チッ」  さておき今一番可能性が高いのは、もはや不思議な力で空撮なんぞ駆使せずに、近場でバイトに行く事だ。  旅を始めて四件目までは自費で泊まっていた。  初めてアレを思いついたのは先日泊まった林の中に立つ海辺の宿の一つ前に泊まった宿だ。  その頃からライティングも始め出して、サイトで申し込みしてみてとりあえずデータを送って見たら無難な返事がきた。  まあなんていうか、それでもやっぱりじり貧だ。  いつ野垂れ死にしてもおかしくない。 「うおーー! 海はー、広大だー!」  ここは確かに海沿いだし海が近いけど見えてもいない海に向かって突然叫び出した陽乃は食い終えたコロッケの紙を手に手を広げて走り回っていた。  小学生かよ。  まあいいけど。幽霊に年齢なんてないし。  思いつつ、立ち上がり陽乃に呼びかける。 「いくぞ」 「おお?」 「ちょっとうらぶれてそうな民宿だ。宿の全般の仕事、泊まり込みで一週間」 「お仲間がいそう」  古いってだけで幽霊がいるとは限らないし。 「よし、行こう! 野宿は飽きたよ! 私も仕事手伝うよ!」  丁度よくパラパラと雨。  俺たちは急いで目的地に走った。  雨が降っていた。  コンクリートを遮二無二叩く水の粒に巻き込まれて私の服は水を吸い過ぎて身体に張り付いている。 「…………渡部、あいつ、やっぱり生きてた」  彼を見つけた瞬間に雑念が全て吹き飛んでいき心に渦巻くような安堵と同時に怒りが満ち溢れた。  そのまま硬直して濡れ鼠になっても立ち尽くしたまま拳を握る。  私、柏原沙耶は修学旅行にきていた。  そして偶々見つけた知り合いの姿を見て頭が真っ白になり、何か言う前に機会を逸してしまって、 「何いつまでも」  いつまで逃げ続けるつもりなのか。  言葉にならずに顔を伏せる。  しばらくじっとそうしていたらさすがに寒くなってきた。  身震いしながら走って帰路に着く。  昔とある事件があった。  昔と言ってもついほんの半年前だ。  とある高校の校舎で飛び降りがあった。  3年Aクラスの女子生徒は自ら飛び降りたとされていたが後程捜査が進んでやっぱり自殺ということで事件は幕を引いた。  学校側も保護者側もいじめや体罰などの事件性はなく、ニュースにも一時期取り上げられていたが間もなく噂もなくなった。  それから数ヶ月。  クラスメイトの一人が持病を拗らせて死んだ。  喘息があったらしくしばらく入院すると聞いてすぐのことだった。  それからまた一人、今度は体育の授業中にマラソンで男子が心臓発作を起こした。  先生がすぐに対処して事なきを得たが、それからだ。  翌日翌々日とクラスメイトの病気が続いた。  足を挫いたり骨折したり病気というか不幸というか、とにかく良くないことが続いた。そのタイムスパンはだんだんと1日ごとから数時間毎に変わっていた。  みんな気づき始めていた。  半年前だからもうあれから半年経つ。  それまでに実はもう一人死んでいる。  例の心臓発作の男子だ。  クラスメイトとゲームセンターで遊んでいたらしく、高揚した瞬間だったらしい。  みんな口に出さなかった。怖かったから。  だから暗黙の了解でなるべくみんなしおらしくして、あと健康に気を使いだした。  しばらくして、今度はクラスからぽつりぽつりと人が減り始めた。  退学したらしい。退学した生徒の知り合いの一人が田舎に戸建てを買って家族で移り住むと聞いたらしい。  関わっていた職員にも退職者がいたが、それは決まってクラスに出入りする人間のみだった。うちのクラス、3年Aクラスの人は担任も含めて静かに密やかに消えていった。  理由はない。  ただ何かを恐れるように少しずつそうしていた。  月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也。何かで読んだ古い一説が、頭によぎる頃には月日が経っていて教室は既に、減った、と目で見てわかるくらいに生徒が姿を消していて、退学したり家族が死んで引っ越したり病気になって入院したりと、それぞれの事情に対して反応する余裕もなく、そんな矢先に何か不幸の連鎖が突然ピタリと止んだ時期があった。それを機に暗黙の了解で皆この話題に触れるのをタブー視していた。  あいつが姿を消したのはその頃だった。  渡部だ。  理由はわからない。逃げたと思った人も沢山いた。私もその一人だ。でもあいつは消える前にクラスメイトの一人に伝言を残していた。  終わらせてくる、そう言って以降一切の連絡路が絶たれた。  じゃあなぜ今回遭遇したのかと言えば偶然ではない。彼と以前に位置共有をしていた私はアカウントを変えて以降そのままにしていたが、また昔のアカウントをようやく復活させたのだ。  何処にいるか掴んだ私はすぐに、OLから転職して3年目担任の笠井に話した。 「もうさ決着付けようよ先生。うちらはどうせ逃げられないんだからさ」   「あ、沙耶さんいたいた!」  旅館に着いてすぐ、背後から手を叩かれた。斎が声をかけてきた。斎は最近入ってきた部活の友達で人懐っこい性格の同年代だけど後輩みたいな奴だ。 「すいません、その、やばいですよそれ?」  たしかに、言うまでもなく。 「うん、どうしようか悩んでた。ほらさ、うちの班だけ自由行動で寺巡りしてたじゃん」 「はい、で沙耶さん消えるし」 「うん、ちょっと人探ししてたから」  何か言おうとする前に、 「とりあえず、部屋に入っては?」 「うん、そうするわ」 ずぶ濡れのまま館内に入っていたら、程なく従業員がタオルを持って走ってきた。 「で、沙耶さん」  神妙な顔の斎──朝霞斎はスマホを睨みながらいう。 「結局のところ誰を探していたんで?」  その問いに同室の野田みゆきが反応した。 「それは私も聞きたい」  まだいたクラスメイト三十人。うち、来たのはたった10人。班は3、3、2、2の4つに分かれ、うちの班は三人だ。 「ってか、確かに観光地だけどあんま見に行くとこなくない?」  みゆきはドライだが、同じ班になるだけあってほどほどに仲はいい。 「いやーあると思いますよ。ここ確かにど田舎ですけどググると結構な名所だし、なんか御寺とか神社とか神域多いし、現にうちら回ってましたし」  相変わらずスマホを睨みながら話す斎が何を見ているか覗いてみたら、似たような数字が二つ並んでいて激しく動いている画面をポチポチ操作していた。  私にはわからない世界だからあえて突っ込んでは聞かなかった。 「まあ確かに」  私は頷きながら部屋に入る前にロビーで買っておいたソーダに口をつける。  まだ髪は乾いていない。頭に置いたタオルでまた髪を拭きながら二人をみる。  みゆきは私服姿で縁側でテレビをみている。  斎は一応制服だ。館内は自由でいいと言われているからどちらも正解だが、私は暑苦しいから私服――まあまだ雨が染み込んでいる。 「沙耶さん、とりあえず早くお風呂いただいてきては? いや、夕食のあとですけどもう五泊目だし、いちいちルール守らなくても……」  そうだ、もうここにきてから五日経つ。 「わかったよ。とりあえず行ってくる。じゃ速攻行くからもし遅れたら先生になんか言っておいて」 「はーい! 行ってらっしゃ」  部屋を後にする。みゆきが眠そうに手をひらひらしていた。
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◤◢◤拡散希望◢◤◢ #ミスFLASH2024# ファイナリスト 「 #つぶらあい# 」が、本日から一週間‼️ ╭━━━━━━━━━━━━━╮ 大型ビジョン全9箇所ジャック🚨 ╰━v━━━━━━━━━━━╯ ■掲載期間:9/18(月)~9/24(日) ■放映時間:1時間に約2回(1日で30回前後) ■場所:全9箇所 ★新宿歌舞伎町ビジョン2面 (9:00~26:00) [30分毎] ╚新宿歌舞伎町中心部・トーヨコ・ゴジラ前(新宿東宝タワー前広場/一番街通り) ★新宿ビジョン(9:00~25:00) [30分毎] ╚新宿靖国通り前(新宿3 丁目モア4番街角地) ★渋谷センター街ビジョン(9:00~26:00) [30分毎] ╚マモケバブ上 ★渋谷宇田川町ビジョン(9:00~24:00) [28分毎] ╚渋谷東急ハンズ前 ★池袋ビジョン(8:00~24:00) [30分毎] ╚池袋東口WACCA池袋横 ★高田馬場ビジョン(7:00~24:00) [30分毎] ╚JR高田馬場駅ホーム階段前 ★新大久保ビジョン(7:00~23:00)[23分30秒毎] ╚山手線「新大久保駅」ホ-ム中心部 ★三軒茶屋ビジョン(8:00~23:00)[17分30秒毎] ╚田園都市線「三軒茶屋駅」の出口 一週間しかないから、見に行ける方は是非行ってみてね♥️ 見たよ〜!の写真を #つぶらあいを探せ# を添えて ツイートしてください🍓
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再谈盘前交易:强庄币与热门币。 现在pre-tge和tge的交易逻辑变成了如 $beat $btw $fhe 这类的强庄币。 或者靠热度和几个所的流动性冲perp或者现货的热门币的盘前错估。 山寨目前能玩的就这么多,特别是当前币安很少上现货的情况下。 因此要么在盘前错估的时候找高控盘,等tge交割如我之前的ai盘前做多的逻辑。 而诸如热门币就用盘前找事件,我同时也跟踪一下信息如下: $GRVT 是2亿以下做的盘前多,应该是有大户做盘前的多头平仓,原因可能不押注现货又有kol轮估值的5.4亿在。选择获利,当前2.58我还有利润,等上所信息,暂时不平。 @Arcium 开了空投查询,0.95的多,目前1.74,平仓保利润。 @StandX_Official 目前积分减半,盘前没啥空间。市场还是比较押注bn系最少保一个合约的。毕竟有ai这个例子。 @reya_xyz 应该也只有一个合约,盘前没人押注,市场没热度,但是要tge了。 在关注空投反撸信息做4h交割时间内的多,毕竟现在上一个都难,反撸不拉盘的少数,除了个别rp不好的项目。
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钱多多:混的好就在香港 混不好就在乡下 一年时间从0到200个小目标 不是简简单单的吗? 我一个小学生还搞了两家上市公司 男人的首要任务不是脱单而是脱贫 2003年入澳门 做叠码仔 带内地老板赌博 放高利贷 获得何鸿燊的赏识 承包贵宾厅 江湖人称小快马 06-07年 分别在杭州、宁波成立耀丰投资,承接境内赌客的资产 完成了第一桶金的原始积累高达数十亿 2008年至2013年不断地做慈善其中在北京嫣然晚宴 一件拍品和田玉玉观音 大一手一挥以2000万秒杀 成为全场标王 李亚鹏在台上大喊钱多多 钱多多的外号也是由此得来 名言“没时间出力,只好出点钱了” 2013年的香港嫣然晚宴油画《望月》以3000万港币拍下 占当晚慈善总额的一半以上 配文“不捐给嫣然又能捐给谁去呢” 2014年阿里上市 钱锋雷站在马云身边敲钟 因此也被贴上马云密友 马云背后的男人称号 坊间传闻间接持有蚂蚁股份 押注蚂蚁上市豪赌32亿 2015年以4220万港币拍下 马云和曾梵志共同制作的油画《桃花源》 2020年凌晨在香港皇朝会餐厅外 被3名刀手追砍 大腿中刀 次日便悬赏1000万港币 香港史上最高悬赏额度 2021-2023年 在抖音、视频号等等地方 发视频直播 农村小子到百亿大佬 马云兄弟 浙商大佬 带你搞钱的人设出现在大众视野之中 粉丝增长至百万之众 为后续的“创业”做铺垫 2024年FO生态横空出世 口号是:FO是我生命中的最后一份事业,我愿意为此付出一切 神似21年雷军造车时的口号 融资1亿美金 个人出资5000万 另外一半由50位顶级大佬跟投 沈国军(银泰)曹国伟(新浪)胡晓明(前蚂蚁CEO)蔡文胜(美图)吴光明(鱼跃医疗)孙陶然(拉卡拉)等等 FO生态全家桶 1.Fochat 类似于微信 万人社群 注册量700万+ 拉人返佣 洗脑 2.Fopay 稳定币支付平台于2025年 绑定经纬天地转型的叙事 3.FoClud 顶级社群 门槛为桃花源NFT持有者(下文详细说)4. FOToken 全程高喊千亿市值 可惜没有公开上所 没有真实的流通 2025年桃花源NFT发售 总量8888份 传奇版:888份 1.5万U一份 普通版8000份 1500U一份 上线即售空 募资1.7亿人民币 承诺保底收益 高额空投 顶级圈层的权益(进FoClud社群) 同年7月被香港SFC列入可疑投资产品 加上FO停摆 价格几乎归零 成为了有价无市的产品 没人接盘 终极局钱总入主经纬天地25年1月份以4.49亿港币 收购19.9%股权 同年4月增持到29.9%成为实控人 耗资6亿港币 高喊进军AI算力 Web3支付(FO pay)股价暴涨157% 26年4月份 拆股1拆4 5月初纳入港股通 内地散户可以购买了 南下资金疯狂涌入 5月21号当天高开低走 暴跌83% 市值蒸发了200亿港币 南下资金净买入12亿港币 全部被套 换手率高达105% 也就是说主力筹码 走完了 经典的港股杀猪盘模式 三大叠码仔的终局都是进了牢房 钱总却独善其身 一个靠赌发家的人 半生都游走在灰色地带与顶级圈层 让钱总深知人的欲望与弱点 阅尽了人心 这也成为了他最大的底牌 有多少人最终都因为欲望沦为了局中人呢?
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👁️看到@gumpbing 算25万PP @predictdotfun 价值能有100万空投,帮主有10万,要笑醒了,当然我觉得这个算法偏乐观了 帮主再算一下,他按30亿FDV算的,但TGE当天直接30亿不太现实。 对标 $Aster这类项目,TGE合理FDV大概5-15亿。 CZ背书+币安钱包集成确实加分 按中性估算:FDV 10亿,空投10%,总PP到TGE大概5亿,单PP约$0.2美金 我目前10万PP,中性情况下大概值$20000,乐观$40000 但是他说的$0.6/PP 不是不可能,但那是二级拉盘后的价格,不是TGE当天。能不能到那个位置取决于币安是否上所+市场环境。 不过有一点火星说得很对:关键是你能不能零成本甚至盈利地玩。如果你每次下注都在亏钱纯靠积分回本,那大概率赔本。但如果你本身就能在平台上盈利或者至少不亏,积分就是纯赚的。 现在离世界杯还有一段时间,真正卷的时候还没到。趁竞争不激烈先把分攒起来,到时候再看估值兑现。 👇入坑链接: 附上最开始写的教程,拿分策略可以看帮主最新的一些更新。
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